「オリジナルズ~誰もが『人と違うこと』ができる時代」を読んだ
オリジナルな人になろう!
オリジナルな人とは何ぞや?
《オリジナルな人》とは、社会の人の中で、その人らしい個性を発揮し、自らのビジョンを形にし、世の中に爪痕を残していく人のこと。
決して奇をてらったり、大胆なリスクを取ったり、派手なパフォーマンスで人を惹きつけるような人のことではないらしい。
例えると、一発屋芸人と、ずっと芸能界で生き残っている人気芸人の違いみたいなものだろうか。
もし目指すなら、誰だって一発屋では終わりたくないはず。
投資家でも間違いをおかす?
印象的だったのは、スティーブ・ジョブズでさえ、投資に関して間違いをおかしていたこと。
それから「となりのサインフェルド」の発案に、なかなかゴーサインが通らなかったというエピソード。
今になって考えてみれば、ジョブズが投資したという、「セグウェイ」は高すぎて誰も買いそうにないし、「サインフェルド」は、若干シュールとはいえ、文句なしに面白い番組なのだが。
やっぱり実際製品や作品が世に出てみるまでは、何がヒットして、何が不評なのかは、投資家、専門家でも判断するのが難しいらしい。
いたって普通の人たちも、オリジナルな人になれる!
個人的に参考になったのは・・・
- 成功している起業家は、リスクを回避する傾向があるということ
- 課題を先延ばしにすることによって、かえって良いアイデアが出やすくなるということ
- ベートーヴェンやシェイクスピアは多作であり、彼らの作品の中には駄作も多く混じっていたということ、など。
この本を読んで、「自分も世界を変えられるかも」とまでは思わなかったが、
普通に生きている普通の人でもオリジナルな人になれる素質があるとのことで、若干勇気づけられた。
Seinfeld - Japanese Clips 「となりのサインフェルド」
※「となりのサインフェルド」(Seinfeld)は、アメリカのシットコムで、1989年から1998年まで放映された人気番組。日本ではWOWOWにて、第2シーズンから第5シーズンが放送された。
Written by ユカ@コーヒー